2007年4月アーカイブ

明日の神話

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寒河江市庁舎の中心にも電光式の彫刻が設置されている岡本太郎氏。彼がかつて手がけた大壁画「明日の神話」東京都現在美術館で公開されることになり、そのオープニングパーティーが開催されました。

メキシコのホテルの壁画となる予定だったものが計画中断により行方不明となり、近年砂に埋まったような状態で発見されて日本に輸送、復元されました。ところが、こんなに大きな壁画を展示出来る壁面は、東京都現代美術館のこの壁面以外には現在のところ日本の美術館には無い・・・とのことです。

一見の価値有りです。絵そのもののもつ迫力の前にまず圧倒され。更にアクリルで裏打ちされている裏面も見ることが出来、その大がかりな復元の痕跡にもまた圧倒され。

 
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現地視察

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4月19日 第1週目の授業では、全員で現地を視察に行きました。
市役所の方に手配していただいたバスで寒河江市庁舎へ。

使い込まれて雑然とはしているものの、よく見ると空間そのものの持つ魅力にあふれていて、参加者各々が様々に想像力をふくらませていたようでした。

 
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山形県寒河江市庁舎は1967年 黒川紀章氏設計による建築で、岡本太郎氏の彫刻が浮かぶヴォイドと、キャンチレバーで約10mも張り出した執務スペースが大きな特徴です。2004年には "docomomo japan 100選*" に選出され、1960年代の名建築として知られていますが、現在老朽化に伴い、その補修と再生が模索されています。
* 2003年Docomomo Japan-1970年までの日本近代建築100選

今回は、アトリウム及び建物周囲のピロティーを中心としたこの寒河江市役所の共用部について、その場所の秘める潜在力を最大限に引き出した魅力的な空間と時間づくり提案し、実際に現地で開催する出来事として広く公開することを課題とします。改修についての提案はもちろん、家具や照明のデザイン、イヴェントの企画や市役所の業務スタイルに対する提案、コミュニティーとの関わり方についての考察など、手段は問いません。現場にて実験し、周囲の人々を巻き込んだムーブメントとなることのできるようなスケールレスでボーダレスなアイディアを共に考えてゆきます。

世界の先進諸国に比べて、日本においては近代建築の評価が遅れているといわれています。こうしたなかで耐震性や機能性などのハードルにも遮られ、重要な近代建築が軒並み壊されていき、まったく新しい建物に建て替えられるということが現在もなお、数多く行われています。本プロジェクトは、近代以降の建築の正当な評価と重要性を、単なる保存運動としてではなく、建築空間とそこに流れる時間を地域共有かつ固有の文化として楽しんでいただくことで、より多くの方に考えていただく一助となればとの考えがあります。

また、このようなプロジェクトは、多くの人々との関わりによってより魅力的なものとなってゆきます。他分野の方々とのコラボレーションを積極的に進めてゆくことも、同時に模索してゆきます。

 
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