2011年6月21日

20110621 赤湯十分一山 環境ツーリズムワークショップのお知らせ

赤湯温泉 白竜銀河の森
十分一山と白竜湖の楽しみ方を考える 環境ツーリズムワークショップ


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 赤湯 環境ツーリズムプロジェクトは、山形県南陽市赤湯の十分一山及び白竜湖周辺の自然環境と第一次産業が作り出す景観、そしてそこでとれる食材などを楽しむ旅の舞台を、地域住民や企業、行政との協働により作り上げてゆくためのプロジェクトです。この構想では、小さな実験的プロジェクトを繰り返して多くの方々と体験を共有し、そのフィードバックをもとにあるべき方向に修正をしながら整備を進めていくことを特徴とします。

 これまで2年間にわたり、「ぶどう畑のレストラン」プロジェクトを通じて地域の自然環境を楽しむ場所を仮設し、使ってみる試みを実践してきました。今回この地域の潜在力を探り、更に多くの方と意見交換する機会として、この地域を皆でリサーチし活用する方策について話し合うワークショップを開催します。初夏を迎え緑が深まる里山に、是非お越し下さい。

 お申し込みご希望の方は、お名前・住所・年齢・連絡先を下記までお知らせください。
いきかえりの宿 瀧波(須藤)TEL: 090-7933-1515 e-mail: s.suto@takinami.co.jp


日 時:2011年6月26日(日) 13 : 30 いきかえりの宿 瀧波 集合(山形新幹線赤湯駅よりタクシーで10分)
      13 : 45よりリサーチに出発 ぶどう畑のレストランにてティータイムとガイダンス
      17 : 30より 環境ツーリズムに関するミニレクチャーと発表会
      18 : 30より 交流会  20:00 終了予定

場 所:山形県南陽市赤湯 白竜湖周辺及び十分一山 "白竜銀河の森"
参加費:3,000円(交流会での飲食費、温泉入浴費 込) 小中学生 1,000円  

内 容:十分一山や白竜湖周辺を探索し、写真撮影やマップづくりを行います。
    その後の発表会や交流会での意見交換を通して、地域の環境を楽しむ方法について皆で考えます。
    ご希望の方には温泉入浴も承ります。 

服装・:長袖シャツ・長ズボン・長靴もしくは運動靴・帽子・軍手・水筒・タオル・
持ち物 着替えのシャツ・雨具(雨天時)・虫よけスプレー・デジタルカメラ・筆記用具
お泊り:宿泊ご希望の方は、一泊朝食付き6,000円(税込)のプランを、瀧波にてご用意いたします。

主 催:白竜銀河の森づくりプロジェクト
    (山形みどり環境税公募事業 株式会社 いきかえりの宿 瀧波 企業の森造り事業)
     +東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科 西澤研究室 ぶどう畑のレストランプロジェクト   
協 力: 紫金園 須藤ぶどう酒工場 Responsive Environment


2009年6月24日

20090617 phase2 須藤氏レクチャーとエスキースチェック

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赤湯旅館協同組合組合長/いきかえりの宿 瀧波の須藤氏に来校いただき、赤湯での森づくり・まちづくりについてのレクチャーと、課題のエスキースチェックをしていただきました。


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赤湯の振興のため様々な取り組みをされている須藤氏。
熱のこもったレクチャーに魅き込まれました。

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各案のエスキースもしていただきました。
赤湯での中間講評が楽しみです。

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20090616 今日のぶどう畑



2009年5月27日

20090526-27 phase2 エスキースチェックと敷地模型


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プロジェクトはphase2、各自のアイディアを考える段階に入りました。
エスキースチェックを個別に行いながら、敷地模型の製作を進めています。


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斜面の感じが出てきたでしょうか。


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5/26 今日のぶどう畑


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2009年5月26日

20090520 果樹園の中のレストラン

 

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果樹園の中のレストラン実例見学のために、山形市内のレストラン「ピザリア」へ。
ここは、「やまや園」という、日本で最も古いさくらんぼ農家のうちの一件が10年ほど前に始めたレストランで、窯で焼いた、素材の味を活かしたピザを食べることが出来ます。


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もともとさくらんぼ畑だったところに建てられたレストラン、
目の前に広がる広大な果樹園を眺めながらの食事を楽しみました。


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2009年5月20日

20090519 phase1 プレゼンテーション


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phase1 事例リサーチのプレゼンテーションを行いました。
内容は、このリンクから。


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5/19 今日のぶどう畑


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2009年4月 5日

20090404 ぶどう畑のレストランプロジェクト 概要


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東北芸術工科大学 西澤研究室
環境実験プロジェクト 「ぶどう畑のレストラン」 概要


 40%をきった食料自給率、従事者の高齢化、価格の不安定性による供給者側の不安など日本の農業問題は枚挙に暇がなく、特に、地方での農業従事者超高齢化は深刻です。こうした問題から、あと10年以内に本質的な改革を行なわなければ、日本の農業は存亡の危機を迎えるとの指摘もあります。我々の生命を維持するための食料生産現場であり、心の拠り所でもある地方の農村環境の荒廃は、文化喪失の危機だともいえます。しかし一方で、土地の恵みを最大限に活かして行われる農業は豊かで美しい風景を提供するものであり、農産物が季節ごとに収穫できるという体験は贅沢な喜びに満ちたものです。

 そこで東北芸術工科大学西澤研究室では、2009年度実験デザイン演習1(前期) 西澤スタジオの課題として、環境の良さと収穫の喜びを最大限に享受できる仮設レストランの提案を行い、土地の恵みを五感で体験できる場を作ることを目指します。敷地は赤湯にあるすばらしい環境に囲まれたぶどう園です。そこでは「ぶどう畑のレストラン」を実際に立上げることが模索されており、このプロジェクトはその先行実験として位置づけられます。

 場所の設え、家具、食器、料理、照明装置や時間の演出など様々な可能性を追求しつつ、ここにしかない魅力的な「ぶどう畑のレストラン」をつくりあげるためのプロダクトや空間、時間をデザインします。


 スケジュール
 phase1 〜5月初旬    リサーチ及び情報収集     
 phase2 〜6月中旬    プロジェクト提案
 phase3 〜7月後半    実施案決定 製作
 phase4  9月中旬    ぶどう畑のレストラン 仮設実験


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敷地のぶどう畑