2008年5月アーカイブ

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一夜明けた31日、帰りの新幹線でCity Switch Projectとpixel.nest paviionの今後の進め方について打合せを行いました。


パヴィリオンについては、プレゼンテーションの中で出た案と、シドニーで展開しているプロジェクトとをあわせて検証し、以下のような方針を立ててみました。

・セル状のユニットの組み合わせとする
・町中の様々な場所に展開する
・開催地や他の巡回地の方とのコラボレーションが可能なものとする

具体的には、

・広場や街角などにブロックのように組み立てられるものとする。
・空気膜、あるいは真空成形等で可能な限り軽くつくる。
・シドニーと山形とで、例えばセルの形だけが違う、構法だけが違う、というようなバリエーションをつくる。

といった内容をたたき台として、進めてみることにしました。


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City Switch Projectをともに進めているJoanne Jakovich氏と山代悟氏を迎えての特別講義。
両氏によるプロジェクトにまつわるレクチャーと、学生によるパヴィリオン案のプレゼンテーション講評会を行いました。


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ジョアン・ジャコビッチ氏レクチャー


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山代悟氏レクチャー


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パヴィリオン案のプレゼンテーションと講評会。
興味深い案が見られました。
各案の詳細については追ってアップします。


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City Switch Project “pixel.nest pavilion” Lecture + Presentation

2008 年5 月30 日(金)  15:30〜19:30 
デザイン工学研究棟A 1階ロビー


15:30〜  Joanne Jakovich 氏 レクチャー
"Trans-Creators' Modality: 世界中でアイディアを動かすための仕組み"
(シドニー工科大学 建築・環境・デザイン学部 建築学科 上級講師)

16:15〜  山代 悟 氏 レクチャー
“リノベーションという方法”
(東京大学大学院 工学系専攻科建築学専攻 助教 ビルディングランドスケープ共同主宰)

17:10〜  プレゼンテーション・講評会




人口が減少し、グローバリゼーションが世界を覆い尽くす倦怠感の中で、まちを元気づけるために私たちに何が可能なのか。


地域や都市の抱える問題をワークショップによってリサーチしてゆく国際的・学際的プロジェクト “City Switch Project” の一環として、まちを特徴づけている要素を収集・プレゼンテーション移動型の情報収集・展示パヴィリオン“pixel.nest” を制作します。西澤研究室では現在、「実験デザイン特別演習」という授業の枠を活用してシドニー工科大学及び東京大学との協働でプロジェクトを進めています。

この課題では地域や都市、さらにはそこに住む人々が持っている自らのアイデンティティーとは何かを問い、それをモデル化して収集するパヴィリオンの製作を目的とします。ここ山形をはじめ世界各地に於いて、グローバルな都市間競争が激化する中で見直される固有の文化を相対化し価値化する良機となるような提案を目指します。


今回はゲストにシドニー工科大学のJoanne Jakovich 氏と東京大学の山代 悟氏をお招きし、お二方のレクチャーと、学生による実施案のプレゼンテーション及びセレクションを行います。


プロダクトやスペースデザインによってまちや社会を元気にする可能性とは。ご興味のある方はぜひお越しの上、ご高覧いただければ幸いです。



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Joanne、山代両氏を迎えてのプレゼンテーション前日。リハーサルを兼ねてエスキースチェック。

慌ただしい作業の中、なんとか発表・・・


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