2008年7月28日

0724 モックアップ



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試作品を組立てながらの検討に入りました。


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空気膜ブロックは1辺600mmで製作中。
試作品を使い、現場で問題になりそうな空気の出し入れについて検討しました。
最終的にはブロワーを使用する方針で決定。


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真空成形のパーツはφ=720で試作。
径が若干大きすぎ、剛性に問題があることがわかりました。
一回り小さいφ=600で製作依頼中です。


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ドームの直径に位置をあわせて、映像の投影実験。
コントラストの強い、白い線画で文字や絵などの情報を投影する予定です。

2008年7月20日

0717 試作



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試作品と模型をもとに、その詳細やソフトウエアの内容について議論と検証を行いました。


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真空成形した再生プラスチックのディスクによるドーム=「黒のパヴィリオン(仮)」の模型。
φ=720で試作依頼中。近日中に試作品で実験予定。


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カラーキネティクス・ジャパン社のLED照明と、LCDプロジェクターとで光の状態を検証。
素材自体が遮光するため、昼間でも映像などを用いた展示に使えそう。壁越しに見える光も魅力的。


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パヴィリオンを透過する光や、ペンタブレットを用いた参加型ソフトウエアの可能性について検討。


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試作品があがっている空気膜ブロックによるドーム=「白のパヴィリオン(仮)」の試作品。
透過光をコントロールするために一部半透明化すること、1ブロックのサイズを若干上げることを検討中。
基礎となるブロックに水を入れることを考えている中で、上部のブロックにも少し水を
入れてはどうかという意見も・・・。

2008年7月16日

0715 空気膜ブロック



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D・Pバルーン社に依頼していた空気膜ブロックの試作品が完成、事務所に到着。早速膨らませて実験。
接合部分などとても良い仕上がりだが、改良すべき点も・・・
同じ寸法で製作しても、三角形と四角形では膨らませた後の寸法が大きく違ってくることに気づく。
透明な風船は存在感が薄いため、一部のブロックを半透明にしてはどうかというアドバイスがヤマシロ氏から。

2008年7月10日

0710 試作検討



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空気膜と真空成形、異なる製法によるブロックでできた2つのパヴィリオンを計画中。


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空気膜ブロックはD・Pバルーン社に試作品を依頼済み。
ビニール圧着機を使って、展示用アタッチメントの可能性を検討しました。


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真空成形ブロックは、技研株式会社 山形工場のご厚意により具体化してきました。
切り落とし廃材の再生プラスチックを使った、黒いドームが実現しそう。

2008年7月 4日

0703 形状検討



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空気を送って膨らませるチューブ構造の実験。


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真空成形と空気膜の各ブロックの試作に向けて、ブロックと全体の形状を検討。

2008年7月 1日

City Switch 2008 出雲 まちを元気にする技術 参加者募集

 
 
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pixel.nest pavilionのお披露目の場でもあるワークショップイヴェント「City Switch 2008:: 出雲 まちを元気にする技術」の参加者を募集しています。

以下、詳細です。

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島根県出雲市の三地域を舞台とするワークショップと連続シンポジウム「City Switch 2008:: 出雲 まちを元気にする技術」を8月3日より9日の一週間開催いたします。

敷地は、
古代から神々が浜から出雲大社へと渡るとされる「神迎の道」、
江戸末期から明治初期にかけて栄え往時の街並を残す「木綿街道」、
出雲の代表的な水辺空間である高瀬川とそれに並走する商店街「サンロード中町・高瀬川」。

イベントの主催者である「City Switch出雲実行委員会」の代表は大野秀敏氏(東京大学大学院教授)。
ワークショップのスタジオの指導にはテレデザインの田島則行氏(関東学院大学非常勤講師)、東京で建築を学び現在はシドニー工科大学助教のジョアン・ジャコビッチ女史、独立間もなくから数々のコンペで入賞を続ける猪熊純氏(成瀬猪熊建築設計事務所・首都大学東京助教)、メディアアートから建築設計までを手がける西澤高男氏(Responsive Environment・ビルディングランドスケープ・東北芸術工科大学准教授)ら来雲メンバーの他、地元を代表して出雲建築フォーラムの龜谷清氏 (建築家・米子工業高等専門学校非常勤講師)、難波徹氏(建築家・島根県立大学短期大学部非常勤講師)、江角俊則 氏(建築家・島根県立大学短期大学部非常勤講師)の三氏が共同で指導にあたります。

ワークショップの詳しい内容は、こちらをご覧下さい。

また、ワークショップにあわせて実施される連続シンポジウム(レクチャー)についての詳しい内容は、こちらをご覧下さい。

このワークショップに参加する学生や若手の建築家を募集いたします。イベントのチラシをご覧いただき、ぜひご応募ください。

ワークショップ参加の詳しい条件や応募方法については、こちらをご覧下さい。

皆様のご応募をお待ちしております。

City Switchは複数の国と都市をつないで、都市デザインの知識やアイデアを交換し、都市の再生を考えていこうとするプロジェクトです。資本や情報が集中する大都市ではなく、中小の都市に焦点をあてるところに特徴があります。様々な背景をもった人々が集い、共同の作業を通じてアイデアを発見し、体験してみることで都市再生への手がかりを作り出すことがこのプロジェクトの目指すものです。
2008年8月は、このプロジェクトの第一弾として出雲の再生を考えるワークショップと連続シンポジウムからなるイベントを行います。また、このイベントのシンボルとしての移設可能なパビリオンをシドニー工科大学、東北芸術工科大学との共同で制作します。このパビリオンには対象都市の様々な情報が収集され、それを閲覧できる装置を備えます。イベントの中心に設置され、様々な出来事がこの周りでおこります。

2009年以降も出雲でのプロジェクトは継続される予定ですが、オーストラリア、中国、インド、ドイツ、ブラジルなどの都市を巡る「旅するワークショップ Traveling workshop」として展開していきたいと考えています。

■期間:
2008年8月3日[日]ー2008年8月9日[土]

■会場:
島根県出雲市 神迎の道×木綿街道×サンロード中町・高瀬川

■主催:
City Switch出雲実行委員会、出雲建築フォーラム 
■共催:
島根県立古代出雲歴史博物館 
■助成:
芸術文化振興基金
■後援:
神迎の道の会、木綿街道商業振興会、出雲市中心商店会、東北芸術工科大学、シドニー工科大学、オーストラリア大使館、Lend Lease、東京大学、出雲建築設計協会、島根県建築士会、島根県建築士事務所協会、日本建築家協会中国支部
■問合せ:
出雲建築フォーラム MAIL:: to.e-atelier@izumo-net.ne.jp FAX:: 0853-31-8511
■WEB:http://www.urban-dynamics.com/


フライヤーPDFファイルをダウンロード

 

2008年6月28日

0627 風船工房



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空気膜ブロック試作打合せのため戸越にあるD・Pバルーン社の風船工房へ。


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素材や形状、風船どうしの接合方法についてなど、様々なアドバイスをいただきました。
興味深いいくつかの仕事の事例も見せていただき、参考になりました。

2008年6月18日

0612 演習授業+実験


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今週も、演習授業と実験を行いました。


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立体メビウス空気膜構造のモックアップ実験。
シドニー工科大学での実験と同様、やはり膜に折れ目がはいってしまうことを実感。


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6月10日のモックアップ実験の様子を報告。


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半透明な空気膜から光が透ける様子を見るため、風船を膨らませていろいろ当ててみる。

2008年6月13日

0610 セル構造実験


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想定サイズに近いモックアップで、学生たちがセル構造の実験を行いました。
特別に近所のスーパーの籠をお借りしての実験。


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積層し、接する部分を固定してゆきます。上部の取り合いに若干苦労した様子。


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意外とあっさり出来たとのこと。セルの角度等を調整し、もう少し大きな内部空間ができるように検討予定。


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こんな立体もつくってみたとのこと。

2008年6月 8日

0605 phase3:: design + development


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先週のレクチャーとプレゼンテーションを受けてパヴィリオンの具体的なデザインを進めるべく、ディスカッションを行いました。


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まず、シドニー工科大学で進行しているプロジェクトのブログで最新状況をチェック
http://skinform.net


次に、構造体にとして空気膜・空気ブロックと真空成形の実現可能性について並行して検討、
同時にソフトウエアについての検討を、それぞれグループに分かれて行いました。


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真空成形案は、まずコストや最大サイズについて企業に問合せ。
同時に建築・環境デザイン学科の構造の先生に、構造についてのアドバイスをいただきました。


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空気膜・空気ブロック案について検討。
つなげたときに強度の出そうな接合を検討しました。


ソフトウエアとしては、参加型で楽しみながら情報を集めて展示する方法を検討。
ブロックに簡単なデバイスをつけて音などをあつめるアイディアなどが話されました。


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送風機等を制御するためのデバイスを紹介     空気ブロックせいぞうき?



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先週のプレゼンテーション案のひとつ 立体メビウスの膜の形状をシャボン液で検証